アドベントカレンダー2024実態レポート

ソニーGp有志アルムナイ(約1160名)の活性化を目的に、アドベントカレンダー(12/1~25に25人が書き繋ぐ日替わりブログ)を実施しました。

Adventar

ソニーGp卒業生コミュニティの25人が自由闊達に書き繋ぐ"12月恒例!日替わりブログ"キャンペーン ◆How 1)当…

来年以降の訴求や運営の参考とすべく、執筆者にアンケートを取り、24人中22人からの回答を得ましたので、その内容に主催者の調査・分析も加えたまとめを共有します。

来年以降、アドベントカレンダーを主催する人の参考になれば幸いです。

執筆者の全体像

年代と性別

・50代:12(50%)
・60代:7(29%)
・40代:5(20%)
男性:女性=19:5

全員40代以上と年代が高めなのは、これもアルムナイ母集団の年齢構成が高目のためでしょう。

三井物産の有志アルムナイ「元物産会」は、会社が退職者にアルムナイを案内してくれようになり、若い年代が継続的に入るようになったそうです。
ソニーGpでも、このような会社の協力があると、当アルムナイの年代構成もより多様にできそうです。

性別もアルムナイ母集団に近いイメージで、元を辿ると、ソニーの男女比がかつては8:2くらいだったと記憶しており、そこに起因していそうです。

出身企業

  • エレキ系:20
    • ソニー株:18
    • Gp会社:2
  • ゲーム:2
  • 音楽:1
  • 生命:1

これもアルムナイ全体の構成に近いですが、エレキ比率が高いイメージ。

グループ社員の過半が(たしか)エレキ系のため、人数構成がそうなるのは不可抗力ですが、多様性がコミュニティに価値をもたらすと考えており、エレキ以外のメンバーにももっとアクティブに参画てもらえると嬉しいです。

設立時から「グループ全体のアルムナイ」と、折に触れて明言しいますが、人数比率が少ないと、どうしても「ここはエレキの人の場」と思い込んでしまう人もいるので、折に触れてメッセージを発信していきましょう。

退職年

  • 1980年代:1
  • 1990年代:2
  • 2000-2010:9
  • 2011-2020:9
  • 2020~:3

退職年は2000~2020年が18/24=75%と大半を占めています。
時間が経つと気持ちが離れるのと、そもそもビジネス等で現役の人の会なので、30代で辞めて20年以上だと、60くらいになるし、辞めて程ないと余裕もない、ということで、こんなあたりに落ち着くのでしょう。

執筆者の属性・目的・執筆内容

執筆者属性

  • 事業主:19
    • 個人事業主等:11
    • 企業経営者:8
  • 勤め人:5
    • 会社員3、公務員1、学校1

事業主が3/4以上と、アルムナイ母集団より顕著に高いと思われます。

自分の裁量で仕事ができるのと、発信を自身や自社のPRとしてやるインセンティブがあるからと推測します。

目的(複数選択可、補正有)

  1. PR:15 →事業主15/19:非事業主0/5
    • PR(ビジネス):13 →事業主13/19:非事業主0/5
    • PR(個人):4 →事業主4/19:非事業主0/5
  2. 考えをまとめる:13 →事業主9/19:非事業主4/5
  3. ブログ再開/開始:4 →事業主3/19:非事業主1/5
  4. アルムナイへの貢献:14/22

*各人の回答に、実際の執筆内容をふまえて補正

事業主がPR目的で執筆する傾向が顕著です。
また、考えをまとめる機会としてのニーズも、思いの外高く、この2つが大きなターゲットと言えるでしょう。

なお、半数以上が「アルムナイへの貢献」にもチェックしており、相互ベネフィットも意識されていることも見て取れます。

執筆の頻度

  • よく書いている(週1~):7 →事業主:7/7
  • 時々書いている(月1~2本):6 →事業主:5/6
  • たまに書く(年数本):3 →事業主:2/3
  • 過去書いていた:5
  • 今回初めてブログを書いた:2
  • 他)メディアで連載:1

やはり、普段から書いている人が応募しやすいようです(17/24)。
また、継続的に書いている人は、事業主率が高いです(15/17)。
事業主は自身の取り組みを発信する動機がある、ということでしょう。

あと、過去にブログを書いていた人が、再開するきっかけにするニーズも少くありません。

何を書いたか

  • 紹介:9 →PR9/9、事業主9/9
  • 知見:9 →考えまとめ7/9、事業主5/9
  • 散文:6 →考えまとめ4/6

自身の取り組みを紹介しているのは、全てPR目的の事業主です。

考えをまとめることが目的の人は、知見=読み手の学びになるコンテンツを書く人が多く、こちらは非事業主の割合も高いです。

エッセイ的な散文は、考えをまとめる目的で書かれる割合が高いようです。

どこに書いているか

  • note:14 →非事業主4/5がnote
  • 自前HP:6 →事業主5/6
  • 他ブログサービス:2(アメブロ、Substack)
  • 他:canva(画像共有)、Facebook(投稿)

掲載媒体は、noteが14/24と圧倒的で、特に非事業主の4/5がnoteでした。
認知が高く、使いやすいためでしょう。

事業主では、自社HP内の自社ブログに書いている人も多いです。

執筆スタイル

いつから、どのように

  • 余裕をもって(1週間程度):12
    • コツコツ書く:7
    • 一気に書く:5
  • 直前(2~3日前):6
    • コツコツ書く:3
    • 一気に書く:3
  • 前日・当日:4 →全員一気に書く
  • 未回答:2

今回は、大半の人は前日までに記事登録を済ませており、期日を超えた人は2人だけで、さすがまじめな人が多いソニーらしさを再認識(因みに私は、夏休みの宿題は最終日に半ベソでやるタイプ・・)。

それを裏付けるように、余裕をもって書く人が多いことが見て取れます。
意外だったのは、余裕をもって書く人も、一気に書く人の割合が思いの外高かったということ(8/18)。
そっちの方が効率的と判断する人が多い、ということですね。

どれくらいの時間を掛けてい書いたのかは、取り忘れてしまいました。
来年新規に参加を検討する人で、特に普段ブログを書かない人は気になるところでしょうから、次回アンケートには追加しましょう。

使用デバイス

  • PCのみ:18
    • Win:12
    • Mac:5
    • Win&Mac:1
  • PC+他デバイス:3
    • Win+Android:2
    • Mac+iPad:1
  • iPadのみ:1
  • 不明:2

デバイスは、PCが21/22と大半で、iPadが1名でした。
非Apple率が高いのは、年齢層の高さからでしょうか。

これも意外なことに、PCとスマホの併用は予想より少なかったです。
私なんかは、スマホでスキマ時間にメモして、PCで仕上げ、最後にスマホでも推敲する、という書き方をしており、そんな人が多くいると思ったのですが、多くの人はPCだけで一気に書き上げるようですね。

次回アンケートでは、自宅、オフィス、通勤などのスキマ時間など、執筆の場所や状況も聞くことにします。

あと、Chromeだったら問題なく入れるところを手間取った人が結構いましたが、ブラウザがBingやサファリの人もいたのかもしれません。
通常使用するブラウザも、次回アンケートでは聞いてみましょう。

補助的なITツール利用

  • なし:14
  • 生成AI:8
    • 生成AIのみ:6
    • 生成AI+音声入力:2
  • 不明:2

生成AIを活用しているのは1/3に達し、相応に高いと言えます。
使っていないと回答した人の中にも、別分野で生成AIのプロダクトを出している人もおり、生成AIはかなり普及していることが分かります。

NotionやGoogleドキュメントなどを使っている人もいそうでした。
次回の選択肢に追加します。

次回聞くこと

どんな場所や状況で、どのデバイスを用い、トータルでどれくらいの時間を掛けて書いているのか、より解像度を上げるための質問を追加します。

  • トータルの執筆時間
  • 執筆の場所:オフィス、自宅、スキマ時間

また、サポート等の参考に、より詳しいIT環境を把握しましょう。

  • 使用ブラウザ
  • 利用ツール(選択肢を増やす)

満足度

満足度:4.3(2以下は0)

来年もやるか
・参加したい:11/22
・来年考える:11/22
・やらない:0/22

人に勧めるか
・勧める:14
・思い当たる人がいない:6
・勧めない:2

半分が来年もやるとのあり難き回答。
残りは「来年の状況次第」という感じで、もうやらないという人は0。
「勧めない」も、各人が判断すべきもの、という感じのようです。

トータルでは悪くないのだと思います。

助かったこと

  • 設定方法や書き方のガイドがあり、作成がスムーズに進んだ:10
    • 具体的手順などわかりやすく提示されている
    • ガイドが繰り返し案内された
    • 何について書いくのかや、文字数の目安がある
    • 例や想定質問等が提示されている
  • 締切感が良かった
  • たえまない細やかなサポートがあった
    • メッセンジャーグループでサポートしてもらえた
    • リマインドしてくれた

執筆者が、何をどう書くか自身で判断し、自分で操作をスムーズに完結できることを目指し、ガイドラインを充実させました。

また、執筆者にとって優先順位が高いとは言えない割に、負荷がそれなりにかかるものは、つい後回しになりがちだと考え、継続的なサポートも心がけました。

これらは狙い通り、スムーズな執筆に役立てて頂けたようです。

感じた価値

アドベントカレンダーをやってみて、価値と感じたことも整理しました。

1. PR

  • 自分の活動を知って貰えたらと思い参加した
  • 活動を紹介するきっかけ作り
  • 自分のPRのよい機会になる
  • 自分の活動を拡大したい人に良い
  • 活動を広めるきっかけになった
  • 主張がある人に勧める
  • 中長期的には仕事につながるかも

2-1. 思考の整理

  • 書くことで思考が整理され、何から始めればいいかわかる
  • 自分の体験を整理する良いきっかけ
  • 考えをアウトプットする機会となった
  • 自分の考えをまとめる機会になった
  • 考えていた内容を整理できた
  • アクションのきっかけになる
  • 「人に伝えられるもの」を「伝えられる形」にしたい人にお勧め

2-2. ふり返り

  • 自分の仕事や人生に影響を与えてい出来事をふり返れた
  • 仕事人生のふり返りができた
  • 退職のふり返り機会となり、有意義だった
  • 自身を見つめ直すきっかけとなった

2-3. ソニーの良さを再認識

  • ソニーの良さを知る機会になる
  • ソニーの価値を再発見できた

3-1. 書くあと押し

  • いつも書かないことを書くきっかけになった
  • 発信に慣れていない人でもチャレンジしやすい
  • 締切効果でブログが書ける
  • 締切を頂ける

3-2. 書く楽しみ

  • 何か書く、というのは楽しい
  • 文章を書くのが好き
  • 面白い

4-1. コミュニティへの貢献

  • アルムナイの存在意義が深まる
  • 同じ活動をすることでコミュニティの繋がりが深まった
  • コミュニティとしての一体感や親近感、達成感が醸成
  • 活気が感じられた

4-2. 他メンバーを知る

  • 他の方の活動を知れるのは貴重
  • 筆者の内面や考えがわかる点が魅力
  • 深い話や、ビジョン、世界観など文面から感じることがでる

4-3. 多様な考えに触れる

  • 色々な人の考え方を知れる
  • 多様なコラムを読めた
  • アルムナイの多様性を再認識
  • 多様な考え方・キャリアが可視化
  • 多彩な才能がちりばめられている
  • テーマが多岐に渡り、興味深かった

4-4. 自身のつながり拡大・強化

  • 個人的なネットワーク拡大
  • 繋がりを作りたい人にお勧め
  • 新しい方と知り合えるきっかけ
  • 自分が欲しい知見をもつ人と知り合える
  • 参加者の繋がりが強くなる

4-5.協働

  • 皆で繋いでいくというのは面白い
  • 協働の意識が見えた
  • 様々なバックグラウンドの方達と協働するいい機会

整理すると、それぞれ関連していることが分かります。

  • 締切と仲間が書くあと押しとなる
  • 書くことで思考が整理される
    →その先のアクションにつながることも
  • 発信が自身を知ってもらう機会に
  • 皆が発信することで、互いのつながりを構築・深化し
    場が活性化

課題と、対策の検討

書く動機付け

出来た時のイメージが掴めなかった

サンプルとして、他コミュニティが去年作ったカレンダーのリンクは貼ったのですが、リンクは開かない人も多いでしょう。

対策:仕上がりイメージや意義をさらに言語化して説明などに加えるとともに、来年は、自分たちが今年作ったカレンダーを例として示せば、完成イメージや意義がより伝わるでしょう。

執筆者にビール一杯おごります、とかあると良い

有志アルムナイは、誰からもお金をもらっておらず、当然主催者も無償ボランティアなので、経済的なインセンティブを設けることはできません。

対策:本アンケートで明らかになった、非経済的な動機付けを分かりやすく言語化し、それを価値と感じるターゲットに訴求します。

テーマや読者の指定

テーマの指定

・テーマを決めて書いてもらうと面白い
・軸があってもいいかも
・テーマを絞るのも読みやすい

テーマ有無それぞれのメリットは、以下のように考えしました。

  • テーマを定めると、自分で考えなくていい分書きやすくなる
    →書くことを決めかねている人は、決めてくれた方が書きやすい
  • テーマ自由にすると普段からブログを書いている人などは参加しやすい
    →普段書かないテーマにされると、参加しない可能性

書くことが定まらない人より、既に何か書いている人の方が参加モチベーションが高いと考え、今回は、そういった方々の参加ハードルを下げる方を優先して「テーマ自由」としました。

なお、アンケートでは執筆者の大半が「テーマの有無は参加意向に影響しない」と回答しています。

  1. テーマ有無は参加意向に影響しない:18
  2. テーマを決めてくれた方が書きやすい:3
  3. テーマを縛られるなら参加しない:1
  4. 未回答:2

読者の設定

・読者対象を定めた方が書きやすい
・ターゲットが誰かわからなかった
・テーマがないので、読者の期待が分かりづらかった

アドベントカレンダーは、各執筆者の記事リンクを集めた場でしかなく、メディアとして独自のリーチや想定読者はありません。

大元の記事を載せるのは、各人のブログ等であり、いつもの読み手を対象に書いてもらえば結構です。

アドベントカレンダー向けに書くなら、少なくとも対象はアルムナイの人々で、これは指定するまでもなく自明のことでしょう。

まあ、その上て、敢えてテーマを決めても良いかもしれません。

来年はどうするか

今回、それなりに皆さん興味を持ってくれる感触を得ました。

テーマを定めた方が書きやすい面もありますし、読み手の観点でも、同じテーマで色々な人の書いた文章を読むのもまた面白いかもしれません(テーマ自由だと更に多様なものを読める良さもありますが)。

今回執筆者の大半はテーマが定められても参加意向には関係ないとのことで、テーマを定めるのも、それはそれで楽しいかもしれません。

より挑戦的にやるなら、、一つは「テーマ自由」、もう1つは「規定テーマ」として、2カレンダーやるのも一案。

50人を集め、全員に書いてもらわねばなりませんが、今年できたことと同じことをしても芸が無いので、そんなチャレンジもアリかもしれません。

来年はもっと早めに感触を探り、2枚いけそうか判断してみましょうか。

盛り上げ

・フィードバックやイイね!など盛り上げる仕掛けが必要
・みんなで盛り上げること
・もっと読んでもらえる仕掛けがあるとなお良い
・より沢山の方々に見て欲しい
・やり取りやリアクションがあるとなお良い
・担当日が終わったら興味が薄れたのでリテンションの仕掛けが必要
・通知が来るなど、受け身で読める仕組みがあると良い
・各自が記事作成を行うやり方の共有をする

カレンダー自体は、リンクをまとめて載せるだけのツールで、通知などの機能はないので、自前で盛り上げるしかありません。

対策:まずは、盛り上げアクションを簡潔に明文化・整理します。
それを執筆者にメッセンジャーやSNS投稿で伝え、アクションを徹底してもらうなど押しをします。

  • 執筆完了コメント、執筆Tips
  • 以降の人へのバトン渡し
  • 投稿へのいいね!やコメント
  • 他の人の記事への感想投稿
  • その他、盛り上げ投稿

メンバーに対しても、投稿で望ましいアクションを示し、自発的な盛り上げ役を買って出てくれる人が出やすい環境をつくるのも手でしょう。

  • 投稿へのいいね!やコメント
  • 他の人の記事への感想投稿

・どの位読まれたのか、反応はどうだったのか
・どの程度読んでくれているのか不明

カレンダーにアクセス解析機能はないので、これも、いいね!や感想コメントなどのリアクションで反応を見える化するしかないですね。
そんなものだと予め理解してもらうしかなさそうです。

操作方法が分かりにくい

・入力方法が分かりにくかった
・登録で手間取った
・カレンダーの使い勝手が今ひとつ
・ブログ欄とコメント欄の区別がつかず、操作に迷った

最低限の機能しかない極めてシンプルなツールなので、手間取る人がいたことは、正直意外でした。

カレンダーは他者が開発しているので、我々では修正できません。

前述の通り、説明記事と継続的なフォローで、操作上の問題はかなり予防・解決されているようです。

対策:以下のような手を打つことも検討しましょう。

  • 全体の趣旨説明スライドを作成
  • その中に、マニュアルも入れる
  • その資料を使った説明会を実施
  • 上記を録画して動画マニュアル化

その他

・FB外のブログで公開設定なので少し不安

カレンダーはリンクをまとめるだけで、アクセス管理機能がないので、閲覧制限は出来ません。

そもそも、カレンダーは外も含めた多くの人に盛り上がりを見せる趣旨の取り組みであるので、公開であるべきと考えます。

今の説明にも書いてはありますが、趣旨を理解してもらい、それで良いという人に参加してもらうしかないでしょう。

・ITリテラシーがない方もできるようなものがあれば参加者が増えるかも

当アルムナイは、外向き・未来志向を旨としております。
このカレンダーの操作に必要なITスキルは極めて初歩的なものです。
よって、年齢にかかわらず、最低限のITリテラシーを身につける意思や機会のない人が入ってしまい、スキルレベルのギャップが大きくなると、皆で一緒の取り組みが出来ないとか、多大なサポート工数が発生する事態となり、そんな面倒なら止めておこう、なんてことになって、お互いに不幸になる懸念があります。

よって、必要以上にハードルを下げる必要はない、というのが主催者としての判断です。

・良いことを書かないといけないプレッシャーがある

主催者としては、気軽なエッセイでも良く、その旨は説明に書いてあるのですが、人は勝手に自分でハードルを上げてし合うものなので、ガイダンスで分かりやすく説明し、気軽にするような期待値調整をしようと思います。

・最終日に宴会があると、感想をザックバランに話せる

面白そうではありますが、当方ボランティアにて、正直そこまで自分でやるとなると過負荷です。
執筆者の中から自発的に企画する人が出てくるのが望ましいですね。

26日とかにZoomで1時間話すくらいなら、大した手間でもなさそうです。

次回はチーム運営も一案

今年は、半ば個人の思い付きで、12月直前に始めたので、人に説明する時間すらセーブするため、運営は1人でやることにしました。

そんな中でも、自主的に盛り上げに協力してくれる人が出てくるなど、想定以上の協力を頂けました。

来年は11月上旬から運営メンバーを募り、チームでカレンダーを運営するのも良いかと考えています。

コミュニティは、主催者以外の自発的な参画者が増えると、より足腰が強く活発になります。

できれば私も、あまり口も手も出さず、チームに任せていきたいと考えています。

自走の仕組みをつくる

とはいえ、丸投げだと何もない中での手探りとなり、負荷が見えずに及び腰になったり、うまく回らなくなる懸念もあります。

そこで、初心者でもできることを目指し、マニュアル的な記事を書くとともに、アンケートも取って、生の声や実態を残すことにしました。

来年も、良い機会にできればうれしいです。


以下はカレンダー以外の関連調査で、併せて共有します。

ニーズ調査:「書く」関連企画

2025年はアルムナイとしての発信も強化していきたいと考えております。
実はこのカレンダーも、どの程度の人が「書く」取り組みに反応するか見る狙いもありました。

2つほど「書く」企画の素案を考えており、それらへの関心も聞いてみました。

1)アルムナイ「編集部」

ヤフーのアルムナイ「モトヤフ」が、noteで公式マガジンを運営しており、同様のものをソニー有志アルムナイでもやりたいと考えています。

note(ノート)

モトヤフ事務局による公式マガジンです。…

多彩なソニーGp出身者の活躍を、卒業生自らの手で、世に広く発信することで、コミュニティとしての認知・価値を高めれば、メンバーにも還元されますし、それが他の卒業生にも届き、さらに魅力的な人が増え、場が活性化する見通しを持っています。

企画、編集、ライター、撮影などで携わりたい人がいると成立しそうです。

  • 興味あり:14/22

2)ライティング・クラブ

こちらは、自分の文章を書きたい人同士が、書く事を支え合う集まりです。

学術論文や著書や自社ブログなど、自分として書かなければならないものがあるが、自分一人ではなかなかモチベーションを上げにくい、という問題の解決になります。

時期の縛りと集中度合いの縛りを外したアドベントカレンダーみたいなものなので、いつまでに何を書くと宣言して自らに締切を課して有言実行する点では、似た効果があると言えます。

宣言&報告だけでなく、相互支援の仕掛けを入れても良いでしょう。

執筆もくもく会:オンラインでもいいので、日時を決めて集まり、決められた間は黙々と執筆します。

相互壁打ち:ネタや構成が決まらないことが筆を止めているタイプの人同士が、時間を決めて交互に壁打ちをする、というものです。
もくもく会と同じタイミングで、ブレイクアウトルームを設けてやれば、一度で2つの企画を実施できます。

  • 興味あり:10/22

番外編:執筆者からの企画提案

アンケートの中で、アルムナイで「こんなのができたらいい」という提案をしてくれる人もいました。

コンテンツ

  • 取材記事を書いてほしい
  • 人となりやキャリアを知る記事
  • アルムナイnoteを立ち上げる

イベント

  • 現役役員と会う機会をつくりたい
  • 有名人に聞いてみる会
  • ピッチ大会
  • 困りごと相談会

コンテンツ系は、上述「モトヤフ」のようにnoteを立ち上げ、取材記事などを充実させたいと思っていたところ。

イベントも、どれもシンプルな企画なので、やるのは簡単ですが、問題は誰がやるかです。
企画者を育成したり、企画を具体化するイベントをやったりして、きっかけを作ることで、発起人以外の主催者を増やし、先を広げていくイメージでしょうか。